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6/1 四方の海 

 2010-06-01
中国は「国境」に対して、非常に特別な考え方を持っている。

それは、「
戦略的境界」という考え方である。




国家間の戦略的な境界は、国境線のように固定化されておらず、

軍事力、経済力、政治力、社会や文化の力、国民の意思の力などを合わせた、

国家の総合力によって変化するという考えだ。




これは多分、他国のことを言っているのではない。

中国が、中国自身の「動き」を理論化するものであり、

さらには、その「動き」を正当化する理論であろう。

はっきり言えば、この概念によって、

中国は、自分の侵略的行動を正当化しようとしている。




これは、非常に身勝手な考え方だ。

中国から見て、「総合力を増して戦略的境界が延伸した」という行動は、

他国から見たら、「脅威を増した中国が侵略してきた」ことを意味する。




通常、国と国との間に引かれた国境線は、

当然ながら、地図上で確定して、この目で確認できるものである。

それゆえ、普通の国家間では、意図的、一方的に国境線を変更することなどありえない。

そんなことを堂々となせば、それは「侵略」といわれて、

国際社会から指弾され、

非文明国の烙印を押されることだろう。

そのような国には、法律も条約もモラルも体面も、

とにかく、文明国に不可欠の徳質が、なんら存在しないからである。




しかしそれでも中国は、「戦略的境界」なる概念を無理やりに捻り出して、

自身の侵略意図や行為を、堂々と正当化しているのである。




平和国家日本と、天と地ほど距離があり、

まるで、古代や戦国時代の思考のままで、

近代国家の衣をまとい、強大な武力を養っている、

そんな国が、隣人として存在しているのは事実なのだ。




明治大帝の御製

「四方の海みな同胞と思う世に など波風の立ちさわぐらん」




この平和を尊ぶ精神こそが、日本の基調となっている。

しかし、四方の海を、全て切り取ろうとしている国が現に存在し、

それを理論化正当化して、恬として恥じないことは、

事実として押さえておく必要がある。




「戦略的境界」などという不埒な考えを、

日本に対して実践させてはならない。




言葉で言っても分からない相手であるならば、

付け入る隙を見せないことしか、

その対処法は無い。




中国に悪を犯させないためにも、

そして日本のみならず、極東の平和と安定のためにも、

日本は国家として毅然と立つ必要がある。




正しき者は、強くあらねばならないからだ。






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